あごや目尻にブツブツが!顔にできたイボの原因と治し方

鏡で自分の顔を見ていて、ニキビかなと思ってよく見ると小さなブツブツがあって、どうやらニキビではないらしいということがあります。
その場合、顔にできたイボの可能性があります。
放置しておいたり、自己流で除去したりするなら場合によっては、イボが増えたり、症状が悪化する場合もあります。

女性にとっては顔にイボができれば、深刻な悩みになります。
では、顔にイボができた場合、その原因には何があるのでしょうか?
顔にできたイボを治す方法には何があるのでしょうか?

顔イボの主な2つの原因

顔にイボができる原因には大きく分けて2つの理由があります。

①ヒトパピローマウイルスによる感染

ヒトパピローマウイルスの感染によるイボにもさらに2種類あり、「尋常性疣贅」(じんじょうせいゆうぜい)と「青年性扁平疣贅」があります。

尋常性疣贅は、傷口からウイルスが侵入し、イボがでてくることです。傷がつきやすい足の裏や手に出ることが一般的ですが、時に顔に出ることもあります。
白くて、ボコッとしていて、一見してイボと分かる形状が特徴です。

青年性扁平疣贅も、同じようにウイルスが傷口から侵入し、白っぽいあるいは肌色のイボが出ます。通常は2週間程度で自然完治します。
“扁平”という文字が名前に含まれているように平たい感じで、白ニキビと見た目が若干似ています。女性に多くみられるイボの種類です。

自然に完治する場合もありますが、広範囲にイボが見られるなどの症状がひどい場合は医師による診断と治療を受けることができるでしょう。

②老化

紫外線による肌の老化などで生じるのがこのイボです。老人性疣贅と呼ばれており、見た目が黒いイボという特徴があります。

高齢者でなくても、屋外での長時間での仕事をしている人、趣味で釣りやマリンレジャーをいつも楽しんでいる人などは、紫外線の影響による肌の老化が引き起こされ、若くてもこのタイプのイボができる場合があります。

顔イボの治療法

顔イボの治療方法としては、皮膚科や美容クリニックで行える治療と、内服薬を用いた自
宅で行える治療があります。

①レーザー治療

クリニックで行えるイボの除去治療の一つにレーザー治療があります。
炭酸ガスレーザーを用いてイボを除去します。

健康保険適用外の治療になるので、いくらか高価になりますが、術後の色素沈着も起こりにくく、きれいに仕上がるというメリットがあります。
クリニックにより価格の違いもあるので、事前の調査が必要です。

②凍結治療

-196度の液体窒素を使った治療法です。
液体窒素を含ませた綿棒などで、患部を急速凍結させます。

するとイボの部分が壊死します。壊死した部分からさらに新しい皮膚が再生してきます。

凍らせて、皮膚を再生させるという工程を数回繰り返し、イボを含む組織を完全に除去するのがこの治療です。

治療中や治療後にいくらかの痛みを伴いますが、保険適用内の治療なので費用の
点では安心です。

③ヨクイニンの服用

“ヨクイニン”とは健康茶などによく含まれている“ハトムギ”の種に含まれる成分です。

肌荒れやイボの治療に効くということで服用されている一般的な漢方薬です。

最近では、この成分が含まれた美容クリームなども販売されています。

即効性は期待できませんが、体の内部からじっくり治療して、イボが再発しにくいような体質に
したいという方にはおすすめです。

顔イボの自己治療としてNGな行為

顔にイボができてしまうと、恥ずかしいので病院に行くのではなく、自分で何とかしようと思うかもしれません。
でも、自分で顔イボを除去しようすると逆効果の場合も多くあります。

では、顔イボを自分で除去しようとして、やっては危険なNG行為とはなんでしょうか?

①カッターやはさみを使って自分で切る

イボのできる原因には、ウイルスによる感染があります。

自分でイボを切ったり傷つけたりすると、さらに顔の表面上にウイルスをまき散らしたり、傷口からさらにウイルスの侵入を許し、症状を悪化させる原因にもなります。

②市販薬や軟膏を患部以外のところに塗る

市販薬のイボを取る薬の多くには、有効成分として“サリチル酸”が含まれています。

サリチル酸は角質を柔らかくする作用があるので、これをイボに塗るとそこが柔らかくなり、その下から再生されてきた新しい皮膚が、イボを押し出して治っていくという仕組みです。

しかし患部以外に塗ると、肌荒れなどのトラブルの原因になるので注意が必要です。
また、市販の外用薬では、顔や目の付近には使えないものもあるので、用法を確認することも必要です。

顔イボができないようにするため、日ごろから簡単にできること

顔にイボができるその主な理由は、ウイルスによる感染です。ヒトパピローマウイルスが傷口から皮膚内に侵入し、イボができてしまいます。

もう一つが、紫外線による肌の老化でした。
こうした原因が分かれば、顔イボができないように対策をしておくことができます。

①傷口からのウイルスの侵入を防ぐ

顔イボの原因は、ウイルスが傷口から入ってくることです。

汚れたものに触れたり、足の裏など汚れた部位に触れた後など、そのまま顔に触ったりして、そこに傷などがあれば、イボができる原因になります。
汚れた物や、汚れた体の部位に触ったりした後は、手を洗うようにしましょう。

もし顔にイボがあるならば、鏡で顔を見た時に触りたくなったりしますが、それも我慢しなければなりません。

イボを触った手で、顔の他の部分に触れたりすると、イボが増える原因にもなります。
またイボを触った手を洗わずに、今度は他の人に触れたり、他の人と共有するようなものに触れるなら、他の人にもウイルスがうつる可能性があります。

自分に顔イボがあったり、家族の誰かにイボがあったりするときは、タオルなどは共有して使わないように配慮できます。

プールや銭湯などでも、ヒトパピローマウイルスに感染することがあります。

顔に傷があったりするときには、そうした場所に行くことも控えることができます。

②免疫力を高めてウイルスに抵抗する

睡眠不足、過度のストレス、偏った食習慣や喫煙、飲みすぎなどは免疫力の低下を招き、免疫力が低下すればウイルスの影響を受けやすくなります。

規則正しい生活習慣を維持することによって、顔イボができにくくなります。

③紫外線対策

顔イボの原因のもう一つに、紫外線などによる肌の老化が挙げられていました。

若い人でも、日焼けしすぎるとこのイボができる可能性がありますから、日傘やキャップの着用、長袖の衣類を着ることなどの紫外線対策をしておくことが大切です。

顔イボの原因と治療法が分かれば安心

特に女性にとって、ニキビができた時よりも悩みが深刻なのが、顔にイボができた時です。

メイクで何とかごまかすことができればいいですが、それも難しければ、あきらめるか、きちんと治療するかしかなくなります。

顔にイボができる原因は、ヒトパピローマウイルスによる感染と、紫外線によるお肌の老化でしたから、普段から規則正しい生活で免疫力の低下を防ぎ、ウイルスが体に悪影響を与えないようにできます。

もし、傷があるときには、汚い手や物が傷に触れないようにすることで、顔イボもいくらか防ぐことができます。
また、普段からの紫外線対策もバッチリしておくことが大切です。

さらに、病院や美容クリニックで受けられるイボ除去のための治療がありますので、症状が深刻な場合でも安心です。

顔にイボがあると、どうしても他の人の目が気になってちょっと消極的な感じになってしまいがちです。
きっちりとしたケアや治療で、自分に自信が持てるきれいな顔のままでいられるようにしましょう。